あなた(ヒロイン)は高校の担任であり、化学の教師である御子柴京のことが好き。
何度も好きだと伝えていたが、先生はずっとまともに取り合ってくれなかった。

そして、今日はいよいよ卒業式だ。ああ、この学校とも、先生ともお別れなんだ……。
そう思うと、涙が溢れて止まらなくなってしまって、体育館を抜け出したあなた。

教室を眺めていると、なんと先生が追いかけてきてくれて――。
二人の思い出の化学準備室で、思わず彼に抱き着いてしまった。

ねえ、私の事、子ども扱いしないでよ。
先生のことが、ずっとずっと好きなの、私もう、大人と同じこと、出来ちゃうんだよ…？
だから先生、お願い。今ここで抱いて。私の事…先生が、大人にしてよ。

ダメだと一度は断られるが――

『はあ…お前は本当に最後まで、言う事を聞かない悪い子だ。
……だけど俺も大概、悪い教師みたいだ』
そう言って、近づいてくる顔。初めてのキス。
『大人の気持ちいいことを、一から十までお前に全部教えてやるよ』
大好きな先生と、卒業式を抜け出してイケナイ濃厚初体験。