あなたが訪れたその場所には、一人の男がいました。
　どこか古めかしく、男臭く、愛想などというものは欠片も感じられないその男は「原田一誠(はらだいっせい)」と名乗り、自分のことを「縄師」だと自己紹介しました。
　聞きなれない職業のその男はあなたを縛るためにここにいるのだと言います。
　逃げようにも逃げられない。
　まるでクモの巣のような拘束の中で、あなたが得るもの。
　痛み。
　羞恥。
　そして、快楽。
　今宵、苦悶の下から見事な蝶が羽化を始めます。

　小箱のような部屋でおじ様に飼われるシリーズ「オジサマキューブ」のシリーズ9作目です。
　静かな部屋で二人きりというシチュエーションを追体験していただくためにBGMを入れておりません。
　演出のため効果音が入っている場合があります。

CV:KK様