Green Strawberry PV

■□■ストーリー■□■
春——幼い頃から何かと不運に見舞われがちな主人公・藤村弘樹は
晴れて名門進学校である私立泉ノ社学園へ転入し、その学生寮で新しい生活を始めることになる。
……はずだったのだが、急病により入院を余儀なくされ、二週間ほど出遅れてしまう。

そしてようやくたどり着いた学生寮で弘樹を待っていたのは、
一風変わった寮生達と、突然のアクシデント。

「非常に申し上げにくいのですけれど……たった今、あなたの部屋はなくなりました」

入寮前からつまずきっぱなしの弘樹は、それでも彼を取り巻く個性豊かな少女達と共に、
なんとか寮生活をスタートさせたのだが……。

■□■登場キャラクター■□■
●諏訪 美風　（CV：桃井穂美）
部屋：211号室
クラス：2年C組
部活動：料理研究会
得意：勉強、料理
苦手：運動
好きなこと：料理

小学校時代、主人公の隣に住んでいた幼馴染。
寮自治会メンバー。
何事にもしっかりと向き合う性格で、温和で世話焼き。
明るく素直で一途だが、これと決めたことは譲らない頑固さも。
気遣いが上手いため気付かれにくいが、実は寂しがりや。
幼い頃に別れた主人公を今も慕っていて、突然の再会を喜んでいる。
主人公と一緒の時は性格的にやや子供っぽくなる傾向があるが、本人は気がついていない。
運動は苦手だが、成績は学年トップ。
品行方正・容姿端麗・成績優秀と三拍子そろった優等生で、
新聞部による昨年度の非公式ミスコン学年別一位(琴鳥と同率)。

「確かにちょっと変わったところもあるかな。昔より、ずっと格好良くなったかも」

●長岡 琴鳥　（CV：新堂真弓）
部屋：211号室
クラス：2年C組
得意：運動
苦手：料理(壊滅的)
好き：ジャンクフード
嫌い：野菜

負けず嫌いで意地っ張りの美少女。
寮自治会メンバー。
根は優しいのだが、不器用で素直になれないため誤解されがち。
集団作業が苦手で、他人と距離を置く傾向がある。
そのためか、クラスや寮内でもやや浮いている。
ジャンクフードが好物で、新発売の珍奇なスナック菓子に目がない。
運動神経は抜群。成績は中の上。
そのとっつきにくさから友人らしい友人はほとんどいないものの、
同室の美風とは比較的打ち解けている。
また、そのミステリアスさから実は隠れファンも多い。
新聞部による昨年度の非公式ミスコン学年別一位(美風と同率)。

「借りを作るのは大嫌いなんだけど、そうも言ってられないようだし……お願いするわ」

●池宮 綾花　（CV：楠鈴音）
部屋：210号室
クラス：3年C組
役職：寮長
得意：全て(万能)
苦手：なし
好き：食べること

恋泉寮の寮長を務める三年生。
主人公を寮自治会メンバーへ引き込むことになる張本人。
明るく無邪気で天然、しかし一筋縄ではいかない強さを秘めている。
笑顔を絶やさず、柔らかい雰囲気と物事に対する公正な態度から、寮生の支持は厚い。
運動神経に優れ、成績も極めて優秀。
いかにもお嬢様然とした口調と雰囲気の持ち主だが、実は東京下町の生まれ。
新聞部による昨年度の非公式ミスコン総合一位。
何でもそつなくこなすが、あえて言えば極度の大食漢なのが玉に瑕。
同室の古御門佳月とは親友。

「それとこれは個人的な理由になりますが……
　　ヒロと一緒にいられる時間が増えるのは純粋に嬉しいですね」

●古御門 佳月　（CV：かわしまりの）
部屋：210号室
クラス：3年E組
役職：生徒会長
得意：万能、イカサマ
苦手：無し
好き：激辛、賭け事

冷静沈着、クールフェイスを常とする泉ノ杜学園生徒会長。
成績優秀スポーツ万能、天才と呼ぶにふさわしい才媛。
生徒教師の末端にまで及ぶ脅威の情報網を持ち、
生まれ持ってのカリスマ性と合わせて泉ノ杜学園に君臨している。
一見すると完璧な優等生のようだが実際は冷徹な策士であり、
「死んでも敵に回したくない人」ランキングぶっちぎりの堂々第一位。
しかし親友である綾花にだけは一歩譲る態度を見せる。
自治会メンバーではないのに、当然のように自治会室でくつろいでいることが多い。
極度の辛党。
賭け事が大好きで、寮内の賭博の元締。

「くく……なるほどなるほど、これはなかなか逸材かもしれんな。うん、面白い」

●藤村 桜子　（CV：鈴田美夜子）
部屋：111号室
クラス：1年D組
部活動：手芸部
得意：裁縫
苦手：勉強、怖い話
好き：おしゃべり、兄

主人公の義妹。
元気系ツンデレドジっ子。
基本的にテンションは高めで、やや短気。
口では主人公のことを悪し様に罵るものの本心ではとても慕っており、いつでも一緒にいようとする。
基本的に勉強も運動もダメだが、裁縫だけは子どもの頃から得意。
主人公と他の女の子が仲良くしているとすぐにやきもちを焼き、
「お兄ちゃんに悪い虫がつかない」ようにそばで見張ろうとしばしば自治会室に顔を出す。
が、自治会メンバーではない。
寮内の『コンビニ』でバイト中。
苦手な物は多いが、その中でも特に怖い話がダメ。

「べ、別にワクワクドキドキしながら待ってたなんてことは、
　　全然一切まるっきりこれっぽちもないんだから！」

●幽子さん　（CV：奥山歩）
部屋：111号室
クラス：幽霊
得意：お手玉(生前)
苦手：胸の話題
好き：苺ショートケーキ
特徴：神出鬼没

おっとりというよりはマイペースな恋泉寮の幽霊。
自分の名前も覚えていないが、「幽霊だから幽子でいいかなぁって」という
身も蓋もない理由で「幽子」を自称している。
困った寮生には助言してあげることもあり、それが恋泉寮七不思議の一つ
「親切なお化け」として語り継がれることとなった。
年々育っていく寮生のバストにささやかながらコンプレックスを抱いており、
触れられるのを嫌がる。
「わ、私達の時代はこれが平均だったのぉ」とは本人の弁。
生前お見舞い品としてもらっていた苺のショートケーキが好物(といっても食べられない)。
幽霊なので、当然物には触れられない。

「私だって昔はちゃんと、幽霊らしく人を驚かせてみようって思ったことがあるんだからねぇ」