「今晩泊めてもらえない？」突然届いた叔母・優花からのメッセージ。普段特に連絡取り合うことはない。連絡するにしても一年のうち数えられる程度だ。それにしてもいきなり泊めて欲しいと頼まれるのは気が気でない。何を隠そう叔母こそが、貴方にとって初めて“女性”として意識した異性であり、初恋の相手だったからだ。
一先ず了承して住所を送った数分後、自宅を訪ねてきたのは、紛れもなくあの優花叔母さんだった。話を聞いてみると同棲している恋人との些細ないさかいから家を飛び出し、主人公の家が自宅から2駅ほどの距離だったことを思い出すなり連絡したという。
時計を見れば終電はとうに過ぎていた。無下に帰らせるわけにはいかず、貴方は叔母を泊めることにした…。