◆墓守犬 編
唯一の家族であった祖父母を亡くし、寂しくなるたびに祖父母のお墓へ足を運ぶヒロイン。
その日、いつものように墓地へ行くと、見知らぬ男性から声をかけられる。
しかしその男性には、なぜか犬耳と尻尾が付いており……
“アカネ”と名乗ったその彼は、遥か昔に近くの神社で飼われ、この墓地で墓守犬として生きていた犬が妖となった存在だという。
それからというもの、墓参りのたびにアカネに会い、2人は親しくなっていく。
ある日、ひょんなことからアカネを墓地の外へ連れ出すことになったが、その帰り道、アカネは急に涙を流す……
◆登場人物
アカネ / 年齢:?
CV.かっぱガリ
・見た目は冷たそうで少し不愛想だが、根はとても優しく人想い。
・長く墓守をしていたこともあり、間違ったことや悪いことをはたらく者が嫌い。
・忠誠心が強いため、亡くなったあとも墓地から離れることができず、いつの間にか妖になっていた
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ヒロイン(あなた) / 20歳(大学生)
・幼いころに交通事故で両親を亡くし、祖父母に育てられた。
・祖父は2年前に他界。それからは祖母と2人暮らしだったが、1か月前に祖母も病気で他界してしまった。
・昔からの祖父母の教えもあり「誰に対しても平等に優しく」が素で出来る性格。
・基本は明るい性格だが、唯一の家族を亡くしたことで急な虚無感に襲われることがある。
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シナリオ:Seyoi
イラスト:藤木野
制作:cocoalacarte(ここあらかると)/藤木野
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