「マサとシュウって本当に仲良しだよね……もしかしてぇ～俺に黙って付き合ってる?なーんちゃって」
　……なんちゃって、じゃねぇんだよ。

ライブの帰りの車の中、寝ぼけていた男がむにゃむにゃと口を出してきた。

俺(祐)はシュウが好きだ。
そんで、シュウも多分俺のことが好きだと思う。
でもまだ恋人じゃない。
まだってなんだ?これから恋人になる予定も今のところない。今の所って?
　とにかく。多分俺たちはお互いにお互いのことを好きだと理解した上で、この親友という立ち位置にいた。

　このままの関係でいいと俺は思ってた。
　今の関係が心地よくて何年もずっと続いてきたのだ。今更そんな関係壊せるわけがない。
　そう思っていたのに

なんでこいつコンドームとゴム買ってきてんだよ!?

混乱しながら、なにも見なかったことにしつつ
何故かケツの準備をしてしまう俺なのであった……


・小説短編3本　総文字数43819
横P125(挿絵無しP118)・縦P149(挿絵無しP143)
・挿絵6枚・キャラクター画像
ラブコメ2割、8割ラブラブえっちのバンドBL(バンドらしい描写はないです)

兜合わせ、フェラ、アナル舐め、見抜き、ごっくん、ゴムセ、攻めフェラ、指マン、焦らし、会陰責め、生ハメ、ぶっかけ、潮吹き、中出し、ハート喘ぎ、濁点喘ぎ、結腸責め、淫語実況 他


小説:宮代あかこ　　　https://lit.link/akak0
イラスト:仲村凛太郎様　　　https://lit.link/05nakarinn11