キャラクター
■如月 冬馬(きさらぎ とうま)
CV:六条銀
年齢:33歳
身長:180㎝
職業:刑事
とある事件の担当刑事と被害者という関係で知り合った冬馬と貴女。
実は彼は幼い頃、近所に住んでいた「優しいお兄ちゃん」だった。
しかしある日突然引越しをしてしまい、それ以来消息不明。
久しぶりの再会だったが、喜べる状況ではない。
それを察した彼は、貴女を支え、寄り添い、慰めてくれる。
――過剰なほどに。まるで貴女を自らの腕の中に閉じ込めておこうとするように。
彼はいつからか大切に想う人を歪な愛し方をしてしまうようになっていた。
その原因は、かつて彼が経験したとある過去にある。
彼はただ、大切な人を失いたくないだけだった。
……どんな手段を使ったとしても。
「また君と、こんな風に手を繋げるとは、思わなかった。……こんな出会いでなかったら、よかったのに……」
「ダメだよ。二十四時間、君のことを『見守れる』ようにしなきゃ。君がどの部屋で何をしているのか、いつでもわかるようにね」
「君は、俺だけを見て、俺だけを感じるんだ。……それで、全部を忘れられるから。いい?」
あらすじ
姉が殺された――
その瞬間を見てしまった貴女は、被害者の家族として、そして目撃者として警察署へやってきた。
そんな貴女に事情を聞く担当刑事は如月冬馬。
幼い頃、面倒を見てくれていた優しいお兄ちゃんだった。
再会を喜びたいところだが、犯人はまだ捕まってはいない。
目撃者である貴女の命を狙ってくるかもしれない。
そんな恐怖に震える貴女に、冬馬は優しく声をかける。
「……これは、あくまでもひとつの提案なんだけど。俺の家に来る、というのも選択肢に入れてもらって構わない」
知り合いとはいえ男性の家に滞在することは葛藤があった。
だがそれ以上にいつ狙われるかもしれない恐怖が勝る。
貴女は差し出された大きな手を取った。
「心配しないで。君は独りじゃないから。俺がいる」
その言葉は貴女を安堵させる。
だが冬馬の笑みは、暗い影を落としていた……。
作品情報
公式HP
https://cranberry-official.com/titles/aitoiuori
【トラックリスト】
1.第一部 再会、芽生える心
2.第二部 恐怖と温もり
3.第三部 歪む想い
4.第四部 蘇るあの日
5.第五部 癒しと慈しみ
6.エピローグ
シナリオ:木原梨花
イラスト:伊馬宵時
●18歳以上推奨
●全編ダミーヘッドマイク収録