『こんにちは、参拝ですか?

　突然お声がけしてすみません。
　私は、この神社の巫女をしている吉武と申します。

　・
　・
　・

　はっ……。

　い、いえ。
　その、ええぇ……。

　いや、たまに、神託?
　とでもいいましょうか。なんとなくお告げが聞こえてくるんですよね。

　それで……その、この後お時間あります?

　いや……大変口に出すのは恥ずかしいので……。
　耳元、失礼しますね。

　神様から……”貴方と子作りをしろ”……と……♪』