◆　官能小説は専門外だったようです。　◆

（手記より)
某月某日、自宅にて。
朝から小雨が降っている。
雨は嫌いだ。
いつ日が昇り落ちたのか、一日中灰色で何も分からないからだ。

目の前のディスプレイは真っ白で、昨夜から一時もキーボードを叩いていない。
数時間前に何かの通知が鳴っていた。
つい先ほどスマホに着信があった。
そして今、玄関のインターホンが鳴った。

鍵をかけていないから、『彼女』がこの部屋に押し入ってくるまであと数分だろうか。
とりあえず…『これ』をどこかに隠さなければならない…。




◆　トラックリスト　◆

01. えっちな小説じゃないですかこれ!(05:28)
02. 先生、ここまでしか書いてない。続きは?(16:04)
03. こんなの、文章になんてできない(14:32)
04. 雨、もう止んだかな…(02:28)

総時間　約38分




◆　梱包内容　◆

・パッケージイラスト……文字有/無(jpg)

・音声ファイル……ステレオ編集(wav、mp3)




◆　キャラクター　◆

綾子（あやこ）…26歳。出版会社勤務。ミステリー小説が好き。
背が低いことと恋愛経験が少ないことを気にしている。

CV／井筒谷むーにゃー
イラスト／檻月