＜あらすじ＞
社会人になった彼氏のカイとうまくいっていないあなた。
セックスで気持ち良くなったことは一度もなかったが、
感じているフリをしていたことも
顔色を伺っていたこともカイには全てバレていた。

ついには別れ話を切り出され、部屋に置き去りにされてしまう。
そんな時、もう1人の幼なじみである利久から着信が……。
あなたの様子を案じ、すぐに部屋へと駆けつけてくれた利久。
そんなやさしい幼なじみからされたのは、
セックスを克服するためのとある提案だった。

「……慰め合いっこしてみる?」

ダメだとわかっているのに止められない。

「ごめんな……これじゃ、慰めあいっこじゃなくて
　セックスになっちゃうもんな……浮気セックス……しちゃったな」

幼なじみからのとびきり甘い愛情を受け、
あなたは彼氏とは違う熱い視線に溺れるしかなくなっていた――。


＜登場人物＞
片桐 利久(かたぎり りく)　21歳　cv. 恋津田蓮也
大学4年生。あなたと同い年の幼馴染。
世話焼き気質で兄のような存在。
独占欲が強く、大切な存在にはとことん甘く優しい。
あなたが心配で同じ大学を受験し、ついてきた。
あなたにずっと片想いをしているため、彼女ができても長続きしない。
カイをあまりよく思っていない。
あなた宅の隣駅付近のボロアパートで一人暮らしをしている。

浅間 カイ(あさま かい)　22歳　cv. 五十嵐勇太
新卒の社会人。あなたの彼氏。あなたと付き合って2年経つ。
短気な性格で天邪鬼。高圧的な態度が多く、気まぐれで掴みどころがない。
大学時代からの先輩。日本人とアメリカ人のハーフ。
あなたに執着しているが、従順すぎる態度に不満をため込んでいた。
利久のことは意気地なしの邪魔な存在だと思っている。
独身寮に住んでいるため、あなたの家によく入り浸っている。

あなた(21歳) cv.なし
大学生4年生。人の意見を尊重しがちで流されやすい。
利久の本当の気持ちを知らず、いざとなった時はつい頼ってしまう。
カイがセックスに満足していないこと、
時間のすれ違いが多いことを不安に思っている。
また、マグロ気味であることを気にしている。
田舎から上京をし、親元を離れて一人暮らし中。