あなたってもう、大人…なの?
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見られるのは大人だけのようだが、進んでも大丈夫だろうか…?

波間の国のファウスト OP

再生回数:-
2012年8月23日公開

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■ストーリー
常夏の島、『直島経済特区』。
ビジネスの楽園と謳われる都市。
主人公、結城律也にとっては3年ぶりの故郷だ。
特待生としてロンドンに出てから一度も戻っていない。
島へと向かうヘリの中から街を見下ろす。
高層ビルの群れの中、ひときわ高くそびえ立つフェニックスタワーにすら懐かしさを覚えた。
律也は久々に再会する幼なじみたちに思いを馳せる。
かつて、仲間たちと始めたビジネス。
今思えば子供の遊びだった。
だがその思い出がこれまでの律也を支えてきた。
その幼なじみたちと、ようやく再会できるのだ。
しかし、律也の胸には喜びだけではなく、一抹の不安がよぎるのだった。

特区に降り立った律也は幼なじみの一人、今川焼屋を細々と営業する若草つぐみと再会する。
昔と変わらない笑顔を向けるつぐみに律也は安堵する。
だが再会を喜ぶ暇もなく、律也はトップファンドマネージャー試験への
エントリーが認められたことを告げられた。
通称“ハゲタカ”と呼ばれるトップファンドマネージャー。
文字通り、経済特区の頂点に立つ存在。
ハゲタカ試験は特区の頂点へと駆け上がる、栄光への道に他ならない。
この試験を受けることこそが、律也の帰郷の目的だった。

律也の前に現れたのは、先んじてハゲタカとなった渚坂白亜。
雲の上の存在となった幼なじみ。
彼女は、律也とともに試験へエントリーする候補生たちの名前を告げた。
そしてその候補生こそ、律也が3年ぶりに再会する仲間たちだったのだ。
早乙女凪。新ビジネスを立ち上げながらも高利貸しと揶揄される、新進気鋭の経営者。
滝沢和彦。傑物滝沢の御曹司として多角的な経営を行う若きホープ。
律也は悟った。
ハゲタカ試験に勝ち残るためには、この幼なじみたちを蹴落としていかねばならないのだということを。

友はライバルとなり、勝利の栄光とともに敗者の無念がある。
勝ち続け、稼ぎ続けること、それが特区のルールだ。
はたして律也はハゲタカとなり富を、そして友を貪るのだろうか。
それとも……。

「私たちは変わってしまった。これはビジネスなの。昔どおりになんて戻れるはずがない」

■登場キャラクター
【特区ファンドを統べる天才少女】
●渚坂 白亜 (CV:鈴谷まや)
原画:オダワラハコネ
経済特区最大のファンドを率いる天才少女。
ビジネスの世界においては、並みいる経営者を前にして毅然とふるまうが、
律也に対しては、まるで姉のような態度で接してくる。
幼なじみとはいうものの、今では律也の一歩先を行く存在であり、他の仲間たちとも疎遠になっている。

「律也なら私に並び立てる。そう信じてるのに」

【思い出を守り続ける今川焼き屋】
●若草 つぐみ (CV:姫原ゆう)
原画:オダワラハコネ
経済特区で今川焼き屋を経営する少女。
今も昔もマイペースでおっとりした天然素材の女の子で、
特区に帰ってきた律也にとって、子供時代を思い出させてくれる存在。
その一面で、自分の考えを簡単に曲げない頑固さも。
そのあたりは祖父の男手ひとつで育てられたことも影響しているようだ。

「大人になっても思い出が大切なのは変わらないでしょ?」

【一匹狼の高利貸し】
●早乙女 凪 (CV:手塚りょうこ)
原画:ひなた睦月
律也たち幼なじみ仲間のなかで、一匹狼的なアウトローだった少女。
学園をドロップアウトして始めた貸金業で大成功を収め、莫大な資産を手にした。
街のごろつきを束ね、あこぎな高利貸しで蓄財した守銭奴。
3年前、律也が自分たちを残して去ったことを根に持っており、
ことあるごとに突っかかってくる。

「律也、お前は嫌いだがビジネスなら話は別だ。オレが必要なんだろ?」