音源素材 焦燥と風の抜ける日々

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2015年10月6日公開

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軍隊の行進2:あきらめムードが漂い、いつ逃げるか、親に会えるのかという悲壮感漂う状況

モーゼが大量の奴隷を引き連れてバルカムットの脱出に成功したことによって、バルカムットは一気に傾く。

この傾きがひどくなる前に、勝てるところで勝ち、有利な降伏条件を引き出す目的のため、援軍が派兵されていた。北方への睨みを利かせ、陸路を封鎖していたアンデッドヤミ。彼女の下にパハボトー率いる一隊が送られたのだ。

敵対する海の民連合は、海が強いとはいえ陸戦はまだまだバルカムットが強かった。陸路からは、北から南へと侵攻してくるため、その北で有利な戦闘を行って、なんとか条件をよくしようとしていたのだが、ここにきて援軍を命じたセティと援軍を受け取ったヤミの間に温度差が生じる。

セティは有利な条件で降伏したいと考えた。
しかし、ヤミは降伏なんぞもってのほかと考えた。

お前の為政が生ぬるいからこうなったと。アンデッド大国なんだから死体よこせ小娘がと。これがヤミの本音だった。そのため、援軍に来たパハボトー以下の生きた軍隊を、死体の軍隊に変えようと考えた。

パハボトーらはハットゥシャへ、ヤミと連携して攻撃する奇襲の作戦を立案される、パハもその部下も、全員がその真意を見抜けずに攻撃を開始する。奇襲に突っ込んだのはいいものの、連携する部隊も無く、近くにあった洞窟へと逃げ込む。逃げ込んだ先は、かつて何者かが拠点としていた要塞の遺跡で、防衛にはうってつけだった。水もあり、食料さえ確保できれば長期籠ることもできた。

当然の話だが食料はない。

現地でなんとか調達するしかなかった。しかし、洞窟内で食料となると早々見つかるものでもなく、普段口にしないようなものを食し、その場をしのいでいた。こみ上げる絶望と闘いながら、生きる道を探す様は、まさに傾きつつあるバルカムットの姿そのものだった。 

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