「くねくねを見ると気が狂う」

そう言われ恐れられている存在のくねくね。
彼自身は何百年と、広い畑の中ポツンと立ち尽くし、
自分を見れば狂っていく人間たちを見る日々に、深い孤独を感じていた。

そんな彼を慰めるように彼の小指に絡みつく赤い糸。
この糸が、どこに、そして誰に繋がっているか……。

その答えも知らないまま時を過ごす彼の前に、

「あなたが運命の相手なのね！」

突如現れた謎の少女〝陽〟
彼女によってくねくねの孤独が優しく溶かされていく。

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合計57P
本編52P

※本編黒棒修正
※冒頭ホラーシーンあり

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