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暗殺姫~紫陽花~

プロローグ

  1. 00_プロローグ 06:01
  2. 08_最後の夜(一部) 01:11

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プロローグ

再生回数:-
2019年5月11日公開

埋め込みタグ

抗え、催眠に。――貴方の運命を変えるのは、貴方だ。


貴方には恋人がいる。
共和国海軍大佐ヴァルター。
彼の専属秘書官として3年前に配属された貴方と彼は、自然に恋に落ちた。

「そろそろ、結婚しないか。その、この先の人生を共に生きて欲しい」

戦場では勇猛果敢。平常時は穏やかな軍人であるヴァルターとの日々は暖かく、優しいものだった。
貴方はヴァルターのその申し出を快諾。
穏やかな生活を手に入れるための第一歩を歩み始めた。

しかし、婚約指輪をもらったその日の夜。
眠る貴方の耳に響くのはオルゴールの音。そして、聞き覚えがある声。

「"紫陽花"。貴方は私の声を覚えているでしょう? この花屋(フローリスト)の声を」

忘れていた。いや、忘れさせられていた。
貴方は暗殺者。ヴァルターより情報を引き出すための道具。
そして、貴方の本来の姿は花と呼ばれる暗殺者集団の一人。

脳内に響く声は、貴方に甘く囁く。

「ヴァルターを殺しなさい。彼には消えてもらわねばならない、世界のために」

暗殺のチャンスは褥での一瞬。ヴァルターが貴方に気を許した瞬間。
それでヴァルターは殺せる。そのために、貴方はここにいるのだ。

「殺したくない」
それでも、貴方の心は叫ぶ。愛しい人との未来を望んで。


――その「運命」を打ち破れ。その手で未来を掴みとれ。
その催眠を、打ち破れ。

 【キャラクター】
■ヴァルター・バインリヒ(CV:酒仙克様)
共和国海軍大佐。天性の用兵センスを持つ指揮官。

小さな頃から海に親しみ、海と共に生きてきた大柄な体を持つ豪快な美丈夫。
性格も裏表ないため、部下からの信頼も厚い。

海戦に置いてはシミュレーションでも実戦でも、9割の確立で勝利。
陸戦や空戦でも、それなりの成績を残す。まさに天才参謀。

上層部の命令で突然秘書官を付けられ、
最初はどうヒロインを扱ってよいか分からなかった。
だが、献身的なヒロインの人となりを知り、お互いに恋に落ちる。
そろそろヒロインと結婚を考えている。


■花屋(フローリスト)(CV:狸田太一様)
貴方の頭の中に響く謎の声。
貴方は畏怖を感じると共に、逆らうことは許されていないと本能的に感じる。
無機質で感情をほとんど感じさせない、その正体は――。


 【ヒロイン】
とある国の海軍に所属する秘書官。
ヴァルター専属の秘書官にして恋人。
3年前からヴァルターに仕え、そして恋人になって2年経過した。

既に父と母は他界しており、天涯孤独の身。しかし、普通の秘書官として、平凡な毎日を送っていた。
しかし、ヴァルターにプロポーズされた夜から、貴方の頭の中に声が響くようになる。
「ヴァルターを殺せ」と。

そして、貴方は自分の記憶が何者かによって植え付けられた仮初であることを知る。

★催眠の技法を取り入れておりますが、すべての方が催眠状態に入れるわけではありません。何卒ご了承いただけますよう、よろしくお願いいたします。

★女性CV様のお声はエンディングルート(2種)のいずれかにしか登場しません。

★今回は「催眠に抗ってもらうこと」が目的ですので、シチュエーション風は同梱の予定はありません。(要望があればお作りしようと思います)


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◇トラックリスト(約100分)
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00_プロローグ(06:01)
仕事が終わった後の執務室。
帰ろうとする貴方を呼び止め、ヴァルターは話を始める。
「お前を恋人になってから2年か。そろそろ、俺も身を固めようと思うんだ。その、な」
不器用な彼からのプロポーズ。
貴方が指輪を受け取り、YESと答えたその直後。

貴方の脳内に声が響く。それが、この悲劇の始まりだった。
「私は花屋(フローリスト)。貴方の主――」


01_bloom(催眠導入)(11:13)
シャワーを浴びて、貴方は香りを身に纏う。
その指には、婚約指輪に似た指輪がある。
それは暗殺のための道具。叩けば小さな毒針が出てくるそれを身に着け、貴方は微笑む。
頭の中に響く声に導かれるまま、貴方は愛しいヴァルターの腕の中に潜り込む
「そうそう、お上手。そして、綺麗ですよ。とってもとっても」
「愛している。お前を。だから、今日も抱かせてくれ」

02_恋人との甘い夜(通常セックス)(16:40)
花屋(フローリスト)の声に導かれるまま、貴方は膝を抱えて足を開く。
欲しい、欲しいと口に出しながら、熱情を隠さずに伝える。
今まで煮ない言葉で。今までにない姿で。愛しい男を罠に引きずり込もうとする。
「とびきり淫乱な言葉を使って、彼を誘惑しなさい」
「普段はあんなに貞淑な顔をしているのに、こんなに乱れた顔を見せるのが俺だけだって思ったら――」

03_恋人との激しい夜(連続絶頂)(12:01)
激しく、求めあい。何度も絶頂する。
貴方を責めているのは、ヴァルターか花屋(フローリスト)か。
声が重なり、貴方の頭の中を掻き乱す。
ただ、ただ。切なさの中、貴方は悦楽という地獄に落ちていく。
「抗っても無駄。私の声が聞こえる度に、貴方の理性は融けていく」
「ほら、強請ってくれよ。さっきみたいに。できるだろう?」

04_眠りにつくまで(安眠用トラック)(05:35)
うつらうつらしている貴方をヴァルターは抱きしめる。
眠ってもいいと頭を何度も撫でながら。
彼は貴方が眠るまで、ずっと頭を撫で続ける。
(ヴァルターのみのトラックです)
「俺は運命の赤い糸ってのを信じてるんだ。それが、お前と俺の小指に結ばれているとも、な」

05_夢の世界へ(催眠解除)(03:41)
花屋(フローリスト)の支配に抗う貴方。
花屋(フローリスト)は今日の所は見逃すと、貴方に告げる。
眠りの世界へと意識を落としていく貴方の手を、ヴァルターは握り続ける。
「貴方がどうすべきかはもう分かっているでしょう」
「おやすみ、夢の中でお前を苛むものがいるなら。俺がこの手で、打ち破ろう」


06_今夜こそ(再訪:催眠導入)(09:00)
婚約者であるヴァルターとの褥。
まさに抱かれる直前、貴方を苛むあの声が聞こえる。
花屋(フローリスト)の声。貴方は彼の声から逃れらない。
(花屋のみのトラックです)
「今夜こそ、殺めなさい。ヴァルターを」

07_結末の足音(05:55)
幾度の夜を越えて。ヴァルターは泣きそうな顔をする貴方を抱きしめて愛を伝える。
愛と言う礎の上、交錯する錯誤。残された時間は少ない。
そう、この夜が――最後の夜。
「貴方は私のもの。私の元に戻りたいでしょう?」
「俺はお前に俺の命を。俺のこの先の全てをくれてやろう」

08_最後の夜(連続絶頂)(17:39)
誰の命令でする行為ではない。
貴方はただ、愛した男に手を伸ばす。
重なる声。伝わる吐息。感じる鼓動。
自分の選択を胸に、貴方は愛に融けていく。
「ねだれ。求めろ。貴方の言葉で、媚びろ」
「ねだれ。囀れ。お前の言葉で、求めろ」

09_選択の結果へ(催眠解除)(01:53)
花屋(フローリスト)の声。そして、貴方は選択する。
(花屋のみのトラックです)
「それでは、貴方のやるべきことを――」

10_告白(告白ルート)(05:11)
自分が暗殺者だと、ヴァルターに告げた場合のルート。

11_さよなら(XXルート)(05:45)
自分の役割を、貴方が果たした場合のルート。


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◇プレイリスト作成パターン
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初回:01→01→02→05
2回目以降:06→02→03(繰り返し可能)→05
安眠(エロなし):07→04→05

最後の夜:06→02→03→07→08(繰り返し可能)→09→10もしくは11

なお、03と08は繰り返しが可能です。
ただ、連続の絶頂はかなりの体力が必要だと思いますので、まず1回で試してみてください。

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◇暗殺姫についての注意事項
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・初期はバッドエンドしか同梱されておりません。
 全てのルートを聞いて頂いた後、同梱されているテキストに従い、謎解きにチャレンジしてみてください。謎解きは複数ございます。
 詳しくは同梱テキストをご覧ください。

・最後まで謎解きをして頂くと、トゥルーエンドをお聞き頂けるページに辿り着きます。

・1人でも謎解きに成功して頂いた場合、
 リリース3か月後にトゥルーエンド+キャストトーク(ヴァルター・花屋)を同梱します。

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◇制作情報(敬称略)
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ヴァルター役:酒仙克(@hp_masaru)
花屋役:狸田太一(@tanukida)
??役:飯野かな(@ushironosyouten)
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