ボカロ話し方講座(通常版)
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2025年1月20日公開
メタル、テクノ、ジャズ、アニソン、すべてを飲み込んだ日本最強の淫語音楽集団、宗教団体真メグデス。
本作は、淫語ボカロ史上、もっともハードでロックなアルバム。
イングヴェイ、ポール・ギルバート、ヌーノ・ベッテンコート…、そんな感じ。
『神の継承者』であるジャイアント・シュナイダーが、もっとも「らしさ」を見せるのは、『キャプテン・ミク』。
木下桜子(key)の音楽的実験は先鋭化されてきており、本作では「ボカロを喋らせる」ことに重点を置いている。
ボカロであるGUMIに、人間に対して『俳句』の授業をさせた「ボカロ話した講座」は、皮肉の利かせた作品。
一聴すると、BGMの上で喋っている『講義』に聴こえるが、実は『テンポ110の伴奏に合わせて、歌っている曲である』という仕掛けになっている。
この『ボカロを自由自在に喋らせる技術』は、付録の資料で詳しく解説されている。
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2024年のリミックスでは、各曲のアレンジの重厚さが増している。
「異空要塞セクロス」のオーケストレーションは圧巻。
また、テクノでありながらも、変幻自在にリズム・チェンジする「サバイバル・ファック」など、メグデスならではの野心的な試みも随所で聴くことができる。
※本商品は、2019年にリリース、2024年にリミックスされました。
2019年度版のミックスと、2024年度版のミックスの、両方が同梱されています。