■あらすじ:成金令嬢のあなたは、かつて書生だった狼獣人の伊織(いおり)と結婚する。グループの総帥となった夫を支える日々は、慌ただしいながら充実していた。しかしある日、あなたが触れた手袋を「捨てろ」と指示する、夫の冷たい声を聞いてしまう。夫の本心を知ったあなたは遊郭へと逃れ、化粧の腕を活かして店を盛り立てる。三年ぶりに店で再会した夫は、ひどくすさんだ様子で、離れていたぶんの劣情をぶつけるかのように激しく抱かれてしまうのだった。

■ジャンル:ハート濁音喘ぎ 淫語 中出し クンニ 乳首責め クリ責め ラブラブ/あまあま 無理矢理 ポルチオ責め 連続絶頂 etc

■登場人物
・わたし/あなた
成金令嬢。地味顔を化粧でごまかしているため、対外的には「美人」と認識されている。
父が「これからの時代、獣人が台頭する」と時流を読み、書生として優秀な獣人を迎えた。
父の死後、書生のなかでもっとも優秀だった伊織と結婚する。
満ち足りた生活を送っていたが、あるとき夫の本心を知り、すべての財産を譲って逃亡する。
流れ着いた先の遊郭で、化粧師として働く。

・伊織(いおり)
元は名家の生まれだったが、獣人のため里子に出された。
白銀の髪に黄金色の瞳を持つ(獣人のなかでも色まで引き継ぐ者は珍しい/獣耳・牙・尻尾あり)。
書生だったころから、あなたのことをツガイと定め、後継者となるべく研鑽につとめた。
やっとのことで愛するあなたを手に入れたものの、ある行き違いからあなたに誤解され、逃げられてしまう。
三年間、グループの拡大・獣人の地位向上の活動の裏で、執拗にあなたを探しつづけていた。
遊郭であなたを見かけたという情報に、嫉妬から半狂乱になる。