はるか未来の日本が舞台。
戦乱と気候変動により文明をが崩壊されてしまう。
生き残った人々は大戦の戦果に巻き込まれた経験から機械、高度な文明の再興が人類の幸せを呼ばないと考え
人々は一切の文明を捨てる決断をした。

日本という名前はいつしかなくなり常に雨音が鳴り響く陰湿で虚しさが漂う国が出来上がった。
太陽が照らない国=『雨降リノ邦』

ある日、一人の狩人の少女は村を出て旅をしているなかで道端に倒れていた少年(あなた)を見つけ近くの古寺に連れて介抱した。
目を覚ました何もわからない少年は、少女の吐息と雨音に心地よく身体を委ねながら傷を癒すのだった。
彼女の胸の中で彼が思い出したのはまだ文明が栄えていた記憶。
そして激しい戦火と硝煙の匂いだった。


一度終焉を迎えた世界。
どこか死と哀愁に満ちた雰囲気がある世界観を
"フィールドレコーディングした雨音"と"オリジナル楽曲"により演出しています。
本作は枕元で眠るときに安眠の為に聞いていただくものに仕上げています。

『退廃的な語り口で落ち着いて眠れる』という人に特におすすめです。
何度も繰り返し聞かないと途中で寝入ってしまうため最後まで聞くのは困難だと思います。
視聴者さまの安眠を目的にしていますので気になった方だけストーリーを追って聞いていただくのが良いかと思います。