「すごーい!　満開だぁ…!」

春。幼馴染のかなたと花見にやってきたあなた。

「人生は短いんだよ?　後でもいいや～、来年でもいいや～、なんて後回しにしてたら…」
「チャンスなんてあっという間になくなっちゃうんだよ!?」

かなたの言葉に背中を押され…
あなたはついに、大好きな彼女に告白しました。

「…あたしも。キミのこと…大好き」
「…た、だ、し」

彼女は付き合う条件として"ある約束"を交わそうと言うのです。

「もしも、あたしと別れる時が来たとしても…振り返らずに、次の恋を探すことっ!」

――どうして初めから、別れる時のことを言うんだろう?
しかしその真意はわからないままで…

「それじゃあ…さっそく、恋人っぽいことしよっか♪」

こうして始まったかなたとの恋人生活。
あなたと彼女の、幸せな1年が幕を開けるのでした。