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■ストーリー
昔人間と契りを交わした雌狐“小町”。
だが人間の寿命は遥かに短く“小町”は人間の夫に先立たれてしまい、未亡人となっていた。
こんなに悲しい思いをするのなら、
人間などと繋がりを持つんじゃなかった、と後悔して数100年……。
田舎の山の神社で静かに暮らしていた雌狐は、
ある日、山中で迷子になり怪我を負った少年“稔”を助けます。
それから10年……すっかりそんなことも忘れて大人になった“稔”。
ある日、見知らぬムチムチな色気ムンムンなケモ耳お姉さんがやってきます。
「あの……どちら様ですか……?」
「お主を助けてやったばかりの命の恩人だというのにっ……
はぁ、もう忘れておるのか。なんと悲しい現実じゃ……」
「あの、それで……僕に何か用でしょうか?」
「おぉ、そうじゃ。人間の成長は早いからのぉ……そろそろ喰い時かと思っての♪」
そしてお姉さんは、まだ何一つ理解できていない僕の手を引き、
勝手に部屋へと上がり込んだかと思うと僕をベッドに押し倒し――。