オープニングムービー
■ストーリー
『我ら、光の名の下に暗闇を払う者なり!』
僕らの世界には“不思議”が満ちあふれている。
人が箒にまたがり、魔法を唱えて、おとぎ話から飛び出したような存在と戦う。
一度世界の危機に陥ったらしいけど、それも過去のこと。
愛らしくメルヘンチックな生き物“クラヤミ”。
“魔砲器”で空を駆けて、それらと戦った“魔砲使い”。
今も同じやり取りを繰り返しながらも、お互いに共存の道を模索している。
通称『魔砲都市』の名を持つアカトキ市――
魔砲使いの育成を専門とした世界最高峰の学園『マジックアカデミー』――
世界を救った魔砲器隊がいた都市は今、二つの種族が共存するモデルケースとして、
毎日のように“不思議”を振りまいていた。
しかし――
光あるところに闇があるように、闇あるところに光がある。
世代が進み、新たなる魔砲器隊が形になろうとしたその時、
新たなる存在もまた蠢き始めていた。
この物語はマジックアカデミーに入る魔砲使いとその仲間、
そして、たくさんのクラヤミによって繰り広げられる物語である。
マジックアカデミーにようこそ!
あの最高に騒がしい毎日がキミたちを待っている!
■登場キャラクター
【妄想する暴走機関車】
●陽川 奈夕 (CV:民安ともえ)
優毅の幼なじみであり、マジックアカデミー魔砲器隊の新入隊員。
子供の頃はお隣同士で本当の兄のように慕っていたが、両親の都合で引っ越しせざるを得なくなった。
積もり積もった想いは斜め上を通り越して四回転半ひねりを決めて、どこでもいる女の子はシミュレーターでSランクを弾き出す逸材になる。
今日も優毅への想いを大いにこじらせながら、心の中で暴走する。
魔砲器:ライジングサン(rising sun) 属性:火
太陽を冠する名の如く、奈夕の溢れんばかりの情熱を指している。
安定性を重視した魔砲器なので、小回りが利くものの、さほど速度は出ない。
その代わり、どれだけ強い魔砲を展開しても体勢が崩れることはない。
「何度だって言います。兄さんは何も変わっていません。私の幼なじみであり、ヒーローなんです」
【現代に舞い降りた騎士】
●ニナ[シロペン認識番号27号] (CV:手塚りょうこ)
魔砲器隊の新入隊員。
別称、シロペン認識番号27号。
その名の通り、数年前までは他の個体と何の違いもなかったが、ある日を境に人間の容姿に変化する。
騎士のような立ち振る舞いで魔砲器隊の規律を正そうとするが、何かに巻き込まれる度に小動物のような悲鳴を上げたり、自身の本能に逆らえず、好物を見つける度に引き寄せられてしまう。
魔砲器:ルルド(lourdes) 属性:水
奇跡の泉の名を持ち、人間の姿を得た自分自身を指した魔砲器。
飛行能力には取り立てて目立った特徴はないが、そこから放たれる魔砲は弾速や貫通力に優れていて、相手に避ける選択肢を与えず縫い付けてしまう。
「相手にとって不足はない! 我が名にかけて正々堂々と打ち破ってくれよう!」
【一生楽して暮らしたい系女子】
●篠之目 依乃里 (CV:白月かなめ)
魔砲器隊の新入隊員。
共存路線の世代代表とも言える女の子で、物心のつかない前からクラヤミと慣れ親しんできた。
アカトキ市にはクラヤミの友人が多く、親友もまた同じ。
“夢見る想い”を活力とする種族に囲まれながらも、彼女の夢は一生楽して暮らすこと。
アカデミーを卒業してからよりよい進路に進むため、今日も最高の環境で内申点を上げる。
魔砲器:シエル(ciel) 属性:風
空のように何者にも囚われない存在を示す魔砲器。
加速能力は他の追随を許さず、直線勝負では誰にも負けない。
魔砲による障壁を張って突進するだけで衝撃波を生み、自分の行く手を阻む者を薙ぎ払う。
「ボクの夢は一生楽して暮らすこと!そのための努力と労力は惜しまないのですよ~!」
【パパ大好きレベル99】
●マシロ (CV:大波こなみ)
空から落ちてきた記憶喪失の少女。
身元が分からず、最初に見た優毅を刷り込みで父親だと思い込んだため、魔砲器隊が寮で保護することになった。
紆余曲折を経て、マジックアカデミー魔砲器隊の一員に加わる。
魔砲研究所の所員が頭を抱えるトラブルメーカーで、何にでも興味を示すものの、優毅の一言で借りて来た猫のようにおとなしくなる。
魔砲器:ユートピア(utopia) 属性:土
優毅と共に戦いたいという想いに応えて、創造石が形を変えたもの。
最高速度は平均以下だが、加速に優れていて、急制動や急カーブなど小回りが利く。
魔砲による光線は不規則な軌道を描き、力が尽きるまで敵を追尾する性質を持つ。
「パパ、マシロ頑張る。アカトキ市の平和を守るために戦う」
【魔砲器隊の新隊長】
●狭間 優毅 (CV:風見トーリ ※バトルパートのみ)
今作の主人公。
マジックアカデミー魔砲器隊の第一回入隊試験で、唯一高得点を記録した生徒。
後進に道を譲る旧魔砲器隊の推薦を受けて、新たな隊長に就任した。
隊員が入退を繰り返しているため、今現在は彼一人しかいない。
入学してから現在に至るまで自分に合致する創造石が見つからないため、未だに魔砲器を持っていない。
普段は研究所で試作段階の“飛行器”を使っている。
魔砲器:???
「何があっても倒れない!だって、僕はヒーローなんだから!」