Flyable Heart
新しい場所とか。
新しい友達とか。
時間はいつだって流れていって、
そこで何かを見つけて
何かを落っことして
また探して
そうして、変わってく。
この場所で、この時間で、見つけた。
普通で、なにげなくて、あたりまえの
特別なもの。
■□■ストーリー■□■
謎の転校生——ミステリアスで魅力的で、どきどきするその響き。
だがしかし。
謎の転校生になってしまったのは、ちょっとお腹が空いていただけの一男子だった!
——始まりは一通の封筒
ある日届いた有名学園への入学許可証にあった「学食タダ食べ放題」の文字。
それだけにつられて主人公が訪れたのは、各分野の優秀な才能を持つ生徒が属する超名門校・私立鳳繚蘭学園!
ちょっぴりズレちゃってるかもしれない超個性的な生徒たちや、学園内をあたりまえのように歩く謎のロボ。
そんな曲者たちを取りまとめる二つの集団——「生徒会」と「繚蘭会」
意気揚々と転校したはいいが、そんな彼を歓迎したのは、
何故か家を出てすぐ現れた不吉な事を喋る占い師!
何故か橋に仕掛けられていた花火の大爆発!!
そして、何故か女子寮にしかない自分の部屋!!!
むしろ自分が謎に巻き込まれてしまった、転校生・晶に待ち受けるものは?
新たな出会い、そして始まるかもしれない6人の女の子たちとの恋模様はどうなるのか?
トラブル続きの学園生活、前途多難な日々が幕を開ける!
『類まれなる運命を持つ少年よ、気をつけなさい。この先には不幸がまちうけているであろう〜』
■□■登場キャラクター■□■
【天真爛漫ハラペコ転校生】
●稲羽結衣 (CV:小倉結衣)
主人公より一週間前に転入してきた転校生でクラスメイト。
明るく人懐っこい、いつも伸び伸びしている普通の女の子。
が、やや気弱な面もあり、焦るとパニックで言動が支離滅裂になることも。
また、一人っ子なのでやや甘えんぼ。
主人公とは初対面にも関わらずかなり気が合ったようで、すぐに仲良くなる。
主人公と同じく食べ物大好きハラペコキャラで、
ドーナツとコーヒー牛乳を両手でもぐもぐちゅーちゅーするのが最高の幸せ。
「あれだけ大きかったらどこか食べるところあると思うの!」
【生真面目な繚蘭会会長】
●皇天音 (CV:宮沢ゆあな)
予算管理や式典運営、生徒会の監視を行う私立鳳繚蘭学園繚蘭会会長で、主人公のクラスメイト。
転校してきた結衣と主人公の面倒を率先して見てくれる存在。
学園の理事長の娘であり、世界的な大財閥である皇家のお嬢様だが、
自分の立場をひけらかすようなことは極力しないようにしている。
責任感が強く、何事も率先して自分から動き、皆をぐいぐい引っ張っていく性格。
恋愛にはあまり興味がないそぶりをしているが、根底では王子様願望があったりする女の子らしい一面も。
「昨日の花火でも騒ぎを起こしたばっかりなのに、今度は勝手に転校生ってどういうことよ?!」
【天使な学園のマドンナ】
●水無瀬桜子 (CV:遠野そよぎ)
私立鳳繚蘭学園繚蘭会の一員で同級生。
生徒会の白鷺茉百合と人気を二分する学園のアイドル的存在。
ふわふわのロングヘア、誰もが憧れるお人形のような可愛らしい容姿に、天使の如き慈愛の持ち主で、
全生徒の憧れの的。
が、本人は自分がそんな存在だとはまったく自覚しておらず、
みんなの役に立ちたい、仲良くなりたいと常に思っている。
白鷺茉百合とはこの学園に入学する以前からの付き合いで、先輩後輩を超えた友人関係にある。
一見儚げだが、実はチャレンジ精神旺盛で、思い込んだら一途で積極的。
「よかったら私が一緒についていきましょうか。一人じゃ恥ずかしいですもんね」
【妹わんこ系クラスメイト】
●雪代すずの (CV:藤森ゆき奈)
主人公のクラスメイト。
クラスの中でもかなり目立たない存在で、いつも教室の隅や保健室でおとなしくしている。
儚く、弱々しい感じでいかにも病弱そう。
おとなしく優しい控えめな性格、小さい妹のような存在で(でも同級生)、
よくコクコク、フルフルだけで会話する。
話しかけると嬉しそうな笑顔を見せるので、何だか「守らねば」という気分にさせられる。
よく壁や扉などの障害物にぶつかってひっくり返ってはピヨピヨ状態になっているので放っておけない。
「なんだか、頭を打つとこう…ひらめいてくる気がします…」
【知的で優雅、完璧な副会長】
●白鷺茉百合 (CV:涼森ちさと)
私立鳳繚蘭学園生徒会副会長で主人公の上級生。
繚蘭会の水無瀬桜子と人気を二分する学園のアイドル的存在。
生徒会の業務のほとんどは、もう一人の副会長である八重野蛍と茉百合の二人で速やかに処理される。
その性格は穏やかで優しく、上品でエレガント。
能力も高く、容姿端麗、成績優秀、スポーツ万能。
何でもそつなくこなし、要領がかなりいい。
由緒ある家柄の生まれだが、誰にでも分け隔てなく接し、能力のわりには親しみやすいという
文句の付け所のない完璧な人。
「仕方ないわね…私が助けたことは、皇くんには内緒にしておいてよ?」
【マッドメカニック寮長】
●九条くるり (CV:茶谷やすら)
私立鳳繚蘭学園繚蘭会の一員で下級生。
主人公が入ることになる繚蘭会寮の寮長。
下級生ながら、事務から何から繚蘭会のあらゆるサポートを引き受ける、デキる女生徒。
突然自分たちの寮に入ってくることになった主人公を、要注意人物としてマークしている。
理由は、男なんてみんなオスの野獣だから。
機械工学を専門にしており、自室で様々な機械を研究している。
主人公のルームメイトのロボットであるマックスのボディを制作したのも彼女。
本当はちゃんと喋ることは出来るのだけど、面倒くさいので単語喋りになりがち。
「そこからは完全なる女子寮。立ち入り禁止。立ち入れば、黒こげ」