雪恋おま○こフレンズ ~ゆずれないのは奏お姉ちゃん・天然系姉の甘やかし搾精…でも底なし精力なので逆に依存させてしまいました。~
――あなたが好きになってた。私は慌てて気づかないふりをした 美人姉妹、奏(かなで)と響(ひびき)。 ふたりから弟のようにかわいがられてきたあなた。 三人は『幼なじみ』で、『家族』だった。 雪が降りだすまでは―― 舞台は雪国の田舎町。 温泉街があり、冬は観光でにぎわう。 老舗旅館『湯宿・音羽』の主人の娘である奏と響、 住み込みの仲居の息子のあなたはまるで姉弟のように育った。 やがて思春期を迎え、姉妹は美しく、あなたも逞しく成長する。 押さえきれない衝動は三人の関係を『姉弟』から『男女』へと変えてしまう。 ゆずれないのは奏―― 「私、お姉ちゃんでいられなくなっちゃう」 憧憬、葛藤、焦燥、諦観……湯気の向こうに恋心が交錯する。 この想い、雪を融かして――