セラフィム・スパイラル -少年の檻-リマスター:ボイスプラス PV
■ストーリー 「おまえ……“贄”(にえ)だな。“贄”ならば――殺す」 月光に照らされ、不思議な長剣を携えた“謎の少年”が言い放つ。 そして、悠久の因果を巡る、運命の歯車が回り出す―― 主人公・久神暁人(クガミ・アキト)は、人付き合いが苦手で、口数少ない十七歳の少年。 人との関わりを極力避けるように過ごしていたが、彼にはとある“不穏な噂”がつきまとっていた。 ある日、暁人はそれまで在籍していた学校を、降って湧いたような不祥事により退学となる。 兄のはからいで、暁人はかつて生まれ育った都市にある『私立八尋学園(やひろがくえん)』に、季節はずれの転校生として転入することになる。 教師である従兄に温かく迎えられ、暁人を慕う幼馴染みと再会するも束の間、平穏な学園に奇怪な事件が起こり始めたのは、暁人が転入した直後からだった。 夜の校内を徘徊する異形の影。 暁人の命を狙う“謎の少年”と、暁人の危機をたびたび救う、不思議なもう一人の少年。 やがて、暁人の前に徐々にその姿を現す、妖しの者たち。そして――彼らが崇める古(いにしえ)の存在。 すべての“鍵”は主人公・暁人にあると。“謎の少年”は告げる。 やがて訪れる満月の刻限。 儀式の夜、暁人の運命は――?