キセキエチュード Ep.1『to white light fortune』 PV
■ストーリー 『歌声だけでも遠くに届けと、奇跡に縛られず羽ばたけと。 ただ二人で手を取り合って、愛しい旋律をなぞる日々…… 頭上を覆う偽りの星空と、大地を引き裂く大断層に囲まれたこの学園<鳥籠>が、 私たちの世界の全てだった―― それは、奇跡憑き<セレンディピティ>の少女たちが織り成す、優しく儚い幻想歌<ファンタジア>』 静かな深い森と、市街を遠く見下ろす山々、そして、 かつての戦禍による"大断層"に囲まれた保護施設、通称、"学園"―― 家族との永別を機に、その学園へと招かれた静緒はそこで、 自分と同じ≪奇跡憑き(セレンディピティ)≫の少女、アルモニカと出会う。 好奇心旺盛なアルモニカとの交流を、最初は煩わしく感じつつも、 少しずつ受け入れ、何気ない日常生活の中で言葉を交わしていく内に、 凝り固まっていた静緒の心はいつしか、ゆっくりとほどけていく……。 学園の外の世界を夢見ながらも、眠ることの叶わない、アルモニカ。 自らを守るために、周囲を拒絶することに縛られた、静緒。 一人では、小さな願いだったとしても。 二人でなら、確かな奇跡になる。 穏やかな日々の中で寄り添い、つないだ手と、交わした歌声が、 やがて閉ざされた過去を紐解き、二人で歩む未来への一歩となってゆく。 それぞれの内に秘めた悩みや、欠けたものを抱える少女たち。 偽りの星空の下であっても、その行く末を、照らすように……。 これは、存在しないはずの"流れ星"が降りそそぐ世界の中で、 優しく儚く紡がれる、歌声と奇跡の物語――