たねつみの歌 OP
■ストーリー 幼い頃に母を亡くしたみすず。 2023年の春、16歳の誕生日を迎えたみすずのもとに、一人の少女が訪ねてくる。 それは、16歳の母・陽子だった。 神々が住まう「常世の国」で行われる「たねつみの儀式」。 その巫女に選ばれた陽子は、旅の仲間としてみすずを誘うため、1996年からやってきたのだと告げる。 たねつみの儀式は、不死である神々が新たな時代へと世代交代していくために必要な、神々の葬式。 「たねつみの巫女」は常世の国を巡り、大地に穢れをもたらす「本当の冬」が到来する前に、 古い神の長たちに死を受け入れてもらわなければならないという。 陽子に誘われたみすずは2050年に赴き、 16歳になったみすずの娘・ツムギも仲間に加えて常世の国へと向かう。 水先案内人として現れた、自身をみすずの弟と名乗るヒルコを交えて、 四人は本当の冬を迎えつつある詩情豊かな国々を旅していく。 時を越え、奇跡のように集った少女と少年。 旅の果てに、彼女たちがたどり着く結末とは――。