デモムービー
◆◇◆ストーリー◆◇◆
しがないアルバイターの主人公・アヅマは、地元商店街の福引で南の島へのリゾート旅行を引き当てる。
「もしかしたら旅行先で、可愛い女の子と出会っちゃったり……する可能性もあるもんな」
軽い気持ちで参加したツアーは、野郎だらけの無人島6日の旅だった。
落胆するアヅマだが、次第に見知らぬ男たちとも打ち解け合い(1名を除く)、
無人島ライフをそれなりに楽しんでいた。
だが、そんな自由気ままな生活も長くは続かず、徐々に雲行きが怪しくなり始め、
やがて至上の楽園は最凶最虐のクローズド・サークルと化す。
アヅマの運命やいかに――!?
◆◇◆登場キャラクター◆◇◆
【無駄に顔だけがいいイマドキのアルバイター】
●アヅマ (CV:刺草ネトル)
主人公。
コンビニでアルバイトをしつつ、毎日を淡々と生きている。
顔だけはイイ。
明るく振る舞っているが、内面はわりと地味。
とくに夢や野望もないが、不満もなくだらだら毎日を送っている。
行きつけの肉屋で鶏肉が激安セールだとシアワセになれる、安上がりなヒト。
商店街の福引で当選し、ツアーに参加した。
「……やべ、マジで楽しみ」
【やたらにつっかかってくる不愉快な建築士】
●ミツギ (CV:一条光)
建築士。
見た目通りクールな一匹狼タイプだが、基本的にソトヅラはよく常識人。
ただ意外に怒りの沸点が低く、神経質。
なぜかアヅマに対してだけは初対面から敵対的態度、
アヅマの方も面と向かって「金髪クソ野郎」呼ばわりで、顔を合わせれば基本的にケンカ状態。
仕事の関係でツアーに参加しているらしい。
手先が器用。
「突っ立ってられると気が散んだよね。用がねえなあっち行け」
【頼れる釣り好き営業マン】
●マツダ (CV:テトラポット登)
営業マン。
場を仕切ることに長け、面倒見がよく、汚れ役も進んで買って出る男らしい人物。
もめ事があれば、自分は一歩引いて丸く収める、日本人的調整型。
年齢より老けてみられることは本人も自覚している。
釣りが大好き。
島で大物が釣れると聞き、ツアーに参加したらしい。
「礼なんかいよ。短い間だけど、これからは仲間だ。気にすんな。」
【フレンドリーな童顔大学生】
●タカラ (CV:湯町駆)
大学生。
アヅマと同じく、福引で当選しツアーに参加。
人懐こく無邪気なムードメーカー。
いちいちリアクションが大きいため、周りからいじられることが多い。
「あっ、オレ、歳は20です! 福引きで、このツアーのチケットが当たったんだ」
【マイペースなフリーカメラマン】
●シマダ (CV:機知通)
フリーのカメラマン。
仕事で写真を撮影するため、ツアーに参加したという。
ひょうひょうとしているが、時折やけに鋭い一面も見せる、とらえどころのない人物。
いつもカメラを持ち歩き、気のむくままにシャッターを切る。
「自然体の姿を撮りたいんだ。普通にしてて」
【気配り上手なツアー添乗員】
●ホンゴウ (CV:紫乃森響)
ツアーの添乗員。
穏やかで落ち着きがあり、誰に対しても丁寧な応対を心がけ、物腰も柔らかい。
少し気弱な面もあるが責任感は強く、与えられた仕事は最後まできちんとこなそうとする。
「ははは、男だけで気楽な旅をできるなんて素敵じゃないですか」