僕の好きな人の好きな人は、女装した僕でした PV
■ストーリー 「えへへ、約束よ、蛍?絶対のぜーったいにまた会いにきてねっ?」 「うんっ、必ずここへ戻ってくるっ。清佳ちゃんに会いに、戻ってくるからっ」 色とりどりの花が咲き誇る中、誓いの言葉を交わす二人。 主人公:蛍乃春樹は両親の仕事の都合で一家で海外で生活してた。 姉の千鶴が自身でデザインした女性用の服を春樹に着せてSNSに投稿すると これが予想外に大きな反響を受けてしまう。 この反響をきっかけに、千鶴は有名なファッションデザイナーとしての道を歩み始め、 春樹は彼女の専属モデルとして活動する事となる。 海外になじめなかった姉はこれを機に春樹を連れて日本に帰国することを決意する。 春樹と千鶴が日本にもどってきて二週間が経ったある日 ひと目見ただけで良家のお嬢様だとわかる女性が家を訪ねてくる。 「も、もしかして、あなた……」 「蛍っ……! 蛍よねっ?私よ、わからないっ……!?」 肩を揺らして尋ねてくる彼女の顔を見て、不意に幼い日の思い出が脳裏をよぎる。 何年経っても色あせることなく、瞬時に思い出せる彼女の顔。 春樹の心を虜にし続けてきた女の子の顔。 大好きなあの清佳ちゃんの顔が―― だがもうひとつ思い出したことが。 春樹は今もそうだが、あの時もお姉ちゃんの着せ替え人形として女装させられていた。 詳しく事情を話すため部屋に招き入れたとたん 彼女は春樹の部屋にある春樹の男姿の写真を見つける。 そして 「どういうことですか!? この男!」春樹は女装がばれたかと思いきや、 「もしかして、あなたの好きな男ですか!?」 「この写真の男の子が好きだから……。私とは付き合えないってことなのね?」  「こんな男に絶対負けない!私は蛍と結婚するの!」 彼女は更なる勘違いをしてしまう。 春樹と清佳と女装した春樹(蛍)。 この複雑な三角関係の中で、春樹は恋を実らせることが出来るのか?