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■□■ストーリー■□■ 「あなたが、この世界の主です!」 カメを連れたやたら元気な後輩に誘われて、訪れた生徒会室。 そこに集うは、それぞれ一癖も二癖ある変わり者たちだった。 「君が来るのを、ずっと待っていた」 「あたしの内申がかかってんだから、協力しろ」 「代わりに仕事やってくれるんでしょ?」 ――いったい、どうして、俺なんだ? いきなりまくしたてられ、頭を抱える俺のそばに、うつむいて黒いオーラを放つ少女がいた。 「ど……し……わた……」 「は?」 「どうして、わたしは君を好きになっているっ?!」 「し、知らねーよ……!」 『星渡り同好会』 それは、一年に一度、七夕の夜に星を渡り、『カルマルカ』に接続(アクセス)を試みる季節限定の同好会。 学園理事のお墨付きで生徒会直属と言われているが――何とも胡散臭い。 主人公、御影海人は嫌々ながらも、星渡り同好会に籍を置き、 まったく噛み合わないメンバー達と行動を共にすることになる。 『カルマルカ』に接続できた人間は、あらゆる束縛から放たれるという。 過去の罪からも、そして未来の恐怖からさえも――。 響き渡る鐘の音に、彼らは何を願うのだろうか