memories
■□■ストーリー■□■ 寒さも少しゆるみ始めた春。 両親の海外転勤が急に決まり、将来や学業の事も考え、主人公は1人で日本に残ることになった。 そんな娘のためを思い、両親が用意したのが、聖クラウス学園での学園生活。 なんでも、良家子女が多く通い、しっかりした運営方針や、大学まで併設していることが決め手だったらしい。 慣れない街での独り暮らし。そして、慣れない学園での生活。 初めての事ばかりでとまどいながらも、良い友達を作り、前向きに楽しく過ごす主人公。 そんな生活の中で出会う色んな男の子たち。ほんのり芽生えた恋心。 仲良くなるにつれ見えてくる、それぞれが抱える悩み。 それは、今までなんとなく日々を過ごしていた主人公が、真面目に将来を考えるというきっかけにもなる。 友情や恋愛に悩みつつも少しずつ成長していく主人公が迎えるエンディングは……? ■□■登場キャラクター■□■ 【生意気な同級生】 ●上条 隼斗 (CV:佐藤タカオ) 主人公と同じクラスの同級生。 かなり生意気で口が悪い。 まっすぐな性格で負けず嫌いなので、こうと決めたらそれに向かって突き進むタイプ。 誰に対しても、はっきり物事を言うので、気分屋と思われがち。 そのせいで、周りの学園生からは少々浮いていて、1人で行動する場合が多い。 由愛会の会長である3年の十津からは、事ある毎に目をつけられており、犬猿の仲である。 「よくあんだよなー。前に会ったとか言って、きっかけつくろうとすんの。お前も、オレを逆ナンしてんの?」 【パーフェクトな会長】 ●十津 道也 (CV:先割れスプーン) 学園の3年生。学生の自治を束ねる由愛会の会長。 少し人を見下した感があるが、そのカリスマ性と洞察・行動・実行力は会長に適任で、 10年に一度の逸材と言わしめるほど。 何においても沈着冷静に、その鋭いまなざしで的確に指摘されるので、 周りの人間からは一目置かれており、近寄りがたい存在として見られている。 上条の行動には日々頭を悩ませており、つい口うるさくなってしまうが、 世話好きなだけなのではないかと思わせる一面も。 「お前には、一度きっちり、学園生としての心得を叩きこんだ方がよさそうだな」 【セレブなプレイボーイ】 ●最勝寺 嘉隆 (CV:神凪儚) 学園の3年生。理事長の息子。 日本で5本の指に入るほどの財閥・最勝寺グループの後継者。 帰国子女で明朗快活。 親しみやすい性格で誰とでもフランクに接する。 当然、女の子からの誘いも多く後を絶たないが、全て断ることはない。 しかも、それを華麗に完璧に全てこなす程の行動派でもある。 「Hi!子猫ちゃん。家に連れて帰りたい可愛いね」 【ほんわかした下級生】 ●浅葱 樹 (CV:神奈紘飛) 学園の1年生。最勝寺家に仕えるガーデナーの息子。 とても純粋なのだが、人との付き合いが極端に少ないせいもあり、すぐ人を信用してしまう。 口数が少なく内向的。 生まれつき身体が弱いので、幼少の頃から最勝寺家の庭で草花と過ごす事がほとんどだった。 一緒に遊んでくれる友達は、嘉隆と莉子しかいなかったので、3人は兄弟のように仲が良い。 幼い頃から父の仕事を見て育ったため、植物の知識にはとても明るい。 花や草木と過ごしている事がほとんどなので、学園では、おっとりした不思議ちゃんにみられている。 「あの…いつでも、ここに来てください。この子達も、ぼくも…大歓迎ですから!」 【優雅な物腰の学園長】 ●小野瀬 敦司 (CV:青島刃) 若くして学園長に就任した凄腕の教師。 何事も全て実力で栄光を勝ち取ってきた努力家。 自分の事を鼻にかけるような性格ではなく、温和で平和主義なため、 学園生はもとより、誰に対しても親身で優しい。 “上に立つもの”という目線でなく、常にその人の目線で物事を考えるところが、 学園生の人気の理由の1つでもある。 だが、人気の1番の理由は、落ち着いた物腰、丁寧な言葉遣いなど、 大人の魅力を存分に感じさせる雰囲気や、年齢不詳な外見のようだ。 「君のとびきりの笑顔は、私をとても元気にしてくれるんですよ」