無花果の甘い夢
眠るのが下手なようだね。
側にいて欲しいだなんて…変わっている。
◆
屋敷に監禁されているアナタは、ストックホルム症候群に陥っている。
逃げ出すことも出来る状況でもあるのに、ただ従順に、その人と一緒に住み続ける。
眠れない、ある夜、アナタはその人に側に居て欲しいと頼む。
その人は快く部屋に来てくれた。
その人の淹れたカモミールティーをいただき、横になる。
その人が横に座り、本を読むのを見ている。
こんなにじっと、長い間見ているのは初めてだった。
綺麗な顔、綺麗な指、心地よい、本をめくる音――…。
思わず見とれていたら、その人は、本に書いてある物語を読んでくれるという。
その人の眠気を誘う優しい声色に…
意識は遠のいていく――…
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17分19秒
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睡眠用音フェチシチュエーションです。
※全編時計の音が入ります※
◆内容
・カモミールティーを飲まされる、少しお話
・本をめくる音
・朗読
CV: 蜜狐こはく
制作:HELLCircus 骨かるた