ここから夏のイノセンス! OPムービー
■ストーリー 今からほんのちょっと前の時代。 都市部では、のちの情報化社会へ向けた発展が着々と進んでいた半面、 山間部では未だ開発の波が届かず、昔ながらの雰囲気を保ったままの場所も多く存在した。 そんな山村集落の一つ『晶生(あきお)村』に、 どういうわけだか未来からやって来てしまった主人公・千種由嗣(ちぐさよしつぐ)。 シビアな競争社会である未来において、彼はいわゆる落ちこぼれのレッテルを貼られていた。 優秀な人間にしか許されない過去渡航など、本来できる身分ではない。 なのに、どうして過去へ来てしまったのか。 混乱して夜の山中を彷徨ううち、 まるで蛍に導かれるようにして出会った少女・初姫(はつひめ)いろはに保護された由嗣は、 特別に滞在が許され、しばらく晶生村での生活を送ることとなる。 そこで彼を待っていたのは、自分の暮らしていた時代とは違う、のんびりとした時間の流れ方。 いろはを始め、彼とは違って正規にこの時代へ訪れた未来人姉妹・蛍塚(ほたるづか)アリカとユノ、 そして村長の娘・久万里寿(くまりことぶき)といった少女たちとの交流を重ねるうち、 由嗣はやがて今までにない癒やしと予感を覚えはじめる。 この時代に来てしまったのは幸運だったんじゃないだろうか。 ここでなら、自分もなにかできるんじゃないだろうか。 例えば、女の子と恋をすることも―― ここからはじまる夏の恋物語。 なにもかもが未経験だからこそ、知ってしまえばどこまでも。