■あらすじ:公爵様が戦争に行っている間に没落したあなた。婚約解消を書面で申し入れて、王都の料理店にて住み込みで働いている。凱旋パレードの先頭で手を振る公爵様を、店の用心棒とともに、遠くから見つめることしかできない。
しかしその日の夜、公爵家から迎えの馬車がやってくる。
落ちぶれた身なりで対面するのは恥ずかしいが、「没落したことがひとめでわかる」と覚悟を決める。しかし、風呂に入れられネグリジェに着替えさせられてしまう。
部屋で待ち受けていた公爵様は、一見して以前と変わらない涼しい顔であるものの、様子が違っていて――。
戦帰りの公爵様に、離れていた間の執着・嫉妬をぶつけられて激しく抱かれてしまう話。

■ジャンル:ハート濁音喘ぎ 中出し クンニ 調教 乳首責め クリ責め 手マン 妊娠/孕ませ 潮吹き ポルチオ責め 連続絶頂 キス 淫語 執着 嫉妬 etc

■登場人物
・わたし/あなた
商人の娘・男爵令嬢だったが、困窮により爵位を売り払い平民に。現在は王都の料理店にて住み込みで働いている。
店の用心棒である青年から好意を抱かれているが、色恋にうとく気づいていない。
公爵様の婚約者であったときは、それをやっかむ貴族令嬢から、お茶会のたび「下品」「卑しい」「公爵様にふさわしくない」とけなされていた。
そうした経緯もあり、没落したことで「やっと公爵様を解放してあげられる」と思っている。

・ダリウス(公爵)
金髪に緑の瞳を持つ美麗な公爵。
財力を持ち台頭してきた新興の商人と、貴族との対立を解決するため、政略的な婚約を結ぶ。しかし貴族女性にはない健気さ、芯の強さを持つあなたを深く愛するようになる。
エスコートするとき以外、不用意にあなたに触れないように、大切に大切に扱ってきた。また出征前、「あなたを抱きたい」と強く思っていたが、必死に思いとどまった経緯がある。
戦争を早期に終結させ、愛しいあなたをこの腕に抱くことだけを考えていたのに、凱旋パレードで男の隣にいるあなたの姿を見てしまい、激しい嫉妬にかられる。
(あなたから婚約解消の申し入れがあったことは、王都に帰ってきてから知った)
居場所をつきとめて、今度こそあなたを逃さないように囲い込む。

デザイン:田中あかり様(@kuma_tanaka_2)