甘くて幸せな悪い夢のお話――は少しお休み。

毎日疲れた日々を送る「キミ」の前に現れた有栖。
寝ている間に癒やしてあげよう、と夢のリゾートに連れて行ってくれる事に。

いつものように調子にのってる部分はあるけれど、２人きりで夏の海辺にのんびりおでかけ。

有栖の予定では、海辺のコテージで一泊二日。

のんびり過ごして、海に行きたくなったら泳ぎに行って。
疲れたらのんびり休憩。
甘いおやつもたっぷり用意してあるし、海の見える露天風呂も準備万端。
ベッドは一つしか無いけれど、特に問題は無いでしょう。

――そのはずだったのだけれど、最初から予定が狂ってしまって、見知らぬ場所からデートスタート。果たしてどうなってしまうのか。

これは覚えていなかった、夢のお話。
もしかしたらこんな事もあったかもしれない一幕。

特別トラックは、名作絵本読み聞かせ。
有栖が読む「人魚姫」はこれも有栖が見た夢の欠片の１つなのかもしれません。